2月 161997
 

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復刻版 開拓生活研究所について

このページは、私(森の人)が北海道に移住してきた時に運営していた、「開拓生活研究所」ホームページの復刻版です。

当時のプロバイダーのサーバーが障害を起こして、データが消滅、同時期に自宅のマシンもクラッシュしたため「失われたホームページ」になっていました。
(2000年1月の事です。開拓生活研究所の「2000年問題」は甚大な被害を引き起こしました。)

その後プロバイダが一部のデータをサルベージしてくれましたが、多くのデータは失われたままです。

今ご覧になっているページは、復旧したデータそのまま掲載していますが、一部の記事や写真は無くなっています。ご了承下さい。


1997年2月16日 天気:大雪 眠っちゃだめだ!!

朝から降り始めた雪は、夕刻をすぎても止まず、むしろその勢いを増してきていた。
比較的雪の少ないこの地方としては、異常ともいえる積雪量を記録していた。

今まで経験したことの無いこの大雪で、建物がつぶされでもしたら大変である。
もう日も暮れ、あたりは暗闇に閉ざされてはいたが、意を決して見回りに出かけることを決定する。

こういう異常気象の時に、一人で出かけては危険である。万一に備えて、クッキーも一緒に行くことにした。

外に出ると、風こそ無いものの、降雪の多さは尋常ではなく、あっという間に体が雪に覆われ、真っ白になっていく。

クッキーは、初めのうちは駆け回ったり、穴をほりほりしたりして、嬉しそうにしていたが、そのうち不安げな顔をして座りこんでしまった。

雪の中でも平気で眠っているクッキー

“これしきの雪でくじけるとは何事だ!。”
ふがいなさに腹を立てた私は、一人で倉庫の点検に向かった。

倉庫は、異常がないようだ。
これで一安心だ。さてそろそろ帰るとするか。

“さあ、クッキー。もう帰るぞ。”と振り返ってみると。
なんと、雪のなかに倒れ込んで居るではないか。

あわてて駆け寄ると、クッキーはすでに真っ白な雪に覆われ始めている。

さらに雪に埋まっていくクッキー

“しっかりしろ、クッキー。”
“眠るんじゃない。こんな雪の中で眠ったら死んでしまうぞ。”

私は、半ばパニックに陥りながら、叫び続けた。
しかし、クッキーはもうぴくりとも動かない。

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クッキーはそれからしばらくの間、眠り続けていた・・・。
とても気持ちよさそうに・・・・・。

分厚い毛皮を来ていると、このくらいの寒さは、何でも無いんだなと、私はただただ感心するばかりであった。

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