日記: 荷揚げ

2015年1月21日

旧 開拓生活研究所 ホームページより転載

1997年3月8日 天気:晴れ時々曇り

ソリをを使って土管を荷揚げ

春からの開拓生活でまず第一に始めることは水の確保です。
飲料水はもちろんのこと、セメントを練ったり、刃物を研いだりするときにも水がなくては仕事になりません。

もちろん、実際の工事に入るのは雪が解けてからのことで、まだしばらく先の話ですが、雪の残っているうちに準備しておかなければならないことがあります。
それは土管の荷揚げです。

水源地の場所は森の奥深くで、一輪車の通れるような道すらついていません。
土管は45cmX100cmのサイズで重量は約190kgあります。人力で運ぶとなると大人4人でも大変な作業です。
自動車の通れるような道をつけてしまえば話しは簡単なのですが、せっかくの森をそのような形で壊すのは私たちの望むところではありません。

どうしようかとずっと頭を悩ませていたのですが、先日の大雪の後、ふと思い付いたのがそりの利用です。
笹や薮が雪に覆われている時だったら搬入経路は思いのままだし、そりを使えば190kgの土管でも所員全員(2人+1匹)の力で何とか運べるはずだ!

思い立ったら即実行。

どのくらい大変だったかって?
それは「ボルガの舟歌」が聞こえてきそうなこの写真を見て想像してください。
橇での荷揚げ ツライ!