悲しい出来事

2013年4月7日

数日前の話。
暖かくなってきた空気を感じながらデッキでぼーっとしていた。
春の楽しみの一つだ。
もちろん、冬でもデッキにたたずむことは出来るが、ぼーっと出来るのはよっぽど寒さに強いか鈍感な人だろう。
普通の人にはまず無理だ。
などとくだらないことを考えていると、下の方からなにやら音が近づいてくる。
道路を見ると。自動車が登ってくる!!
あわててデッキから走り下り、両手を大きく振って止まれ止まれと合図する。
しかし、登ってきた軽トラックは泥道の坂をを最後まで登り切るために、必要以上に勢いをつけて走ってくる。
家の前まで来ると、「ちわ! ○○で~す。お荷物を届けに参りました~!。」 
宅配のお兄ちゃんでした。
冷静さを失った私は、道路のわだちをを指さしながら、
「下にバリケードがあったでしょっ!。だれも通った跡がないのになんかおかしいと思わなかったぁ? あーあ、せっかくもう少しで道路が乾くところだったのにぃ。」
と大げさな身振りでまくし立てる。
ふとお兄ちゃんの方を見ると、とまどいながらすまなそうな、同時にちょっとむっとした表情でこちらをを見ている。
彼はただ配達に来てくれただけである。悪気などあろうはずもない。
とたんに、大人げない自分が恥ずかしくなる。
ご苦労さんと声をかけ、荷物を受け取る。
憮然とした顔でお兄ちゃんが帰った後、道路に深々と残ったわだちの後を見ながら、じぶんにいいきかせる。
「なあに道路工事が一日分増えただけさ。」
でもちょっと残念。
あと2週間もしたら、道路が綺麗に乾いてくれると思っていたのになあ!
道路のわだち