取り残された人々

2013年4月7日

このブログを読んでいる方は「ISDN」という言葉をご存じだろうか。
ほとんどの人は「もちろん、そんなの知ってるよ!」と答えること
だろう。
そしてその後にこう続けるだろう。「確か、ずーっと前にそんなのがあったよね~。」
インターネットの回線と言えば、ADSLや光ファイバーが当たり前になり、今や「ブロードバンド=普通のインターネット」となっている。
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ところが、開拓生活研究所の回線は未だにISDNである。
動画なんか、見たくても見れない。なんせ64kである。
YouTubeで中島みゆきの「悪女」を聴こう、と思っても、4分程の曲をのために30分くらい待たされたりする。
「便利な時代になったモンだね。ネットで動画が観放題だもんね。」
などとのんきな言葉を聞くと、まずムラムラと腹が立ち、それがだんだん悔しさに代わり、そのうちに徐々に悲しい気持ちがこみ上げて来て、最後にあきらめの気分になる。
日本には、まだあちこちに「ネットに取り残された人々」が存在しているのである。
パソコンを使って仕事をしながら、森の中で暮らす。
移住する時に夢に描いた理想の生活は、NTTさんの営業方針のおかげで、まさに夢と消えた。
しょうがないから、昨年から釧路市内に事務所を構え、コンピューターの仕事が忙しい時はそこで集中してやっている。
この2週間ほどは完全に「街の人」になっていた。
都市生活は便利だし、YouTubeも観放題だ。
でも、森で薪割りしている方がズーッと気持ちいいなあ。
世界三大夕日 釧路の夕焼け
(誰が決めたのかは知らないが、釧路の夕陽は「世界三大夕陽」の一つなんだそうだ。
事務所から見える、街の夕陽もなかなかきれいである。)