銃声にご用心

2013年4月7日

この地に移住してきて、ダントツ一番に驚いたことは、当たり前のように鉄砲の音、つまり銃声が聞こえることだった。

それまでは、日本国内で銃声を聞く事が出来る場所は、仁義なき戦いが繰り広げられている、ごく一部の地域だけだと思っていた。

彼の地であっても、毎日のように鉄砲の音が鳴り響いているとは想像しがたい。

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晩秋から冬にかけて、年によって違うが11月から2月くらいの期間はエゾシカ猟が解禁になる。

この季節、全国から押し寄せたハンター達があちこちで銃声を響かせている。
移住してきた当時は、それこそ毎日、朝から晩までパンパン音が聞こえていた。

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狩猟が許可された季節であれば、禁猟区以外では鉄砲を撃っても良いのだそうだ。

ある程度人が住んでいる地域は大抵禁猟区になっているので、普通に街で暮らしている場合銃声を聞く機会が無いのは当たり前である。

しかし、この森はほとんど人が住んでいない地域であり、もちろん禁猟区ではない。

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ライフルの銃弾は、流れ弾になっても4~5km先まで殺傷力があるのだそうだ。

冬は、ヒグマがいないので安心して森の散策が出来るのだが、その代わり数km先のハンターの心配をしなくてはいけないらしい。
どっちの方が怖いのかよく分からない。

ハンターだって、もちろん人間を撃たないように気を付けてはいるに違いないが、ある時森で出会った親切なハンターはこう言ってくれた。

「もう少し明るい色の服を着て歩くようにしないと危ないよ。間違って撃たれないように気を付けなきゃだめだよ。」

目立たない色の服を着ていたら、撃たれちゃうかもしれないって事ですよね。

ご忠告ありがとうございます。
私の方は出来るだけ気を付けるようにいたします。

もしよろしければ・・・。
そちらの方でも少し気を付けていただけると有り難いのですが・・・。

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これは昨日見かけたエゾシカの写真、狩猟期を無事に切り抜けたらしい。

冬を生き延びたエゾシカ